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環境ニュース[国内]

13年度の原子力施設でのトラブル、前年より11件減少し15件に

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.04.04 【情報源】原子力安全・保安院/2002.04.04 発表

 原子力安全・保安院は、平成13年度に発生した原子力施設でのトラブルのとりまとめを発表した。
 この報告によれば、平成13年度に報告されたトラブルの件数は平成12年度から11件減少した15件。原子炉1基あたりのトラブル件数は0.3件であった。
 また、研究開発段階炉のトラブル件数は1件、再処理施設、廃棄物管理施設などその他の原子力施設でのトラブルの件数は0件でいずれも12年度から1件ずつ減少している。
 なお、これらのトラブルについては、国際原子力事象評価尺度による評価が行われているが、同尺度のレベル0から7までの7段階による評価のうち、レベル1(運転制限範囲からの逸脱)が1件、レベル0+(安全上重要ではないが、安全に影響を与えうる事象)が3件、レベル0−(安全上重要でなく、安全に影響を与えない事象)が11件だった。
また、研究開発段階炉のトラブルについては、レベル0−(安全上重要でなく、安全に影響を与えない事象)と評価された。【原子力安全・保安院】

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