一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本原子力発電(株)東海第二発電所を手動停止 落雷後の再起動中に給水系統不調が判明
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.04.04 【情報源】原子力安全・保安院/2002.04.04 発表
日本原子力発電(株)東海第二発電所(沸騰水型、定格出力110万キロワット)では、平成14年4月2日午前0時より、落雷による原子炉自動停止後の再起動を行い、出力を上昇していたところ、A、B2系統ある原子炉給水系統のうちB系統の給水流量が確保できないことが判明。詳細点検のために4月3日午後6時から原子炉を手動停止した。なお、この手動停止についての原子力安全・保安院によるINES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)の暫定評価では0−(安全に影響を与えない事象)で、外部に対する放射能の影響はないという。【原子力安全・保安院】