静岡地域でＸバンドＭＰレーダの降雨観測情報の一般配信開始

　国土交通省は、局所的な雨量をほぼリアルタイムに観測可能なＸバンドＭＰレーダ※の試験運用による降雨観測情報の一般配信を静岡地域についても平成23年9月9日より開始した。
　ＸバンドＭＰレーダについては、近年、増加する集中豪雨や局所的な大雨（いわゆるゲリラ豪雨）による水害や土砂災害等に対して、適切な河川管理や防災活動等に役立てるために、国土交通省が整備を進めているもの。
　なお、ＸバンドＭＰレーダの試験運用による一般配信は、7月1日から栗駒山周辺、新潟、岡山、広島、九州北部、桜島周辺の6地域について開始していた。

※高頻度、高分解能かつ高精度の降雨観測及び3次元の雨や風の分布の観測が可能な高性能レーダーのこと。

【国土交通省】