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環境ニュース[国内]

平成12年度の振動苦情件数、前年度比約8.6%増の2,264件に

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2002.03.28 【情報源】環境省/2002.03.22 発表

 環境省は、全国の都道府県の報告に基づき、平成12年度の振動苦情の状況と振動規制法の施行状況をとりまとめた。
 平成12年度の全国の振動苦情の総件数は平成11年度に比べ約8.6%増加した2,264件となった。苦情の発生源別内訳では、建設作業が1,257件(全体の約55.6%)と圧倒的に多く、工場・事業場の628件(約27.7%)、道路交通の244件(約10.8%)がこれに続いていた。
 また都道府県別では、東京都の577件が最も多く、大阪府の272件が2位、神奈川県の245件が3位となったが、この3都府県だけで全国の振動苦情件数の約48%を占める結果となった。
 振動規制法の施行状況としては、振動規制法に基づく規制地域を有する市区町村数が、平成12年度末現在で1,701市区町村(全市区町村の約52.4%)となったほか、法の規制対象工場・事業場総数が121,432件(前年度比約1.5%増)に、法に基づく届け出をされた建設作業の総数が26,958件(前年度比0.9%増)に達した。
 なお、規制対象工場に対しての立入検査が151件、行政指導が162件行われ、対象建設作業に対しても立入検査が424件、行政指導が457件行われた。【環境省】

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