大阪府　新たな環境総合計画を策定　目標達成へ環境施策を推進

【環境行政 行政資料】 【掲載日】2011.06.15 【情報源】地方自治体／2011.03.31 発表

　大阪府は3月、現行の環境総合計画の目標や施策の基本方針などを見直し、新たに「大阪21世紀の新環境総合計画」を策定した。新計画は、府内の豊かな環境の保全と創造に関する施策を総合的・計画的に推進するため、府環境基本条例に基づいて策定。2002年3月に策定した現行計画の計画期間が10年度までとなっていることから新計画を策定した。
　新計画では、府民の参加と行動のもと「低炭素　省エネルギー社会の構築」「資源循環型社会の構築」「全てのいのちが共生する社会の構築」「健康で安心して暮らせる社会の構築」の4分野で施策を推進し、あわせて「魅力と活力ある地域づくり」を進めていくこととしている。
　�@新たに「地球温暖化の防止」「生物多様性の保全」を施策の柱とし、地球規模の環境問題に対応する�A経済やまちづくりなどのあらゆる分野に、環境の視点の組み込みを進める�B市町村への権限委譲、広域連携を推進し、環境分野における地域主権の早期確立を図る�C急激な社会情勢の変化や、府民の意見を踏まえた施策評価により、必要に応じて計画を見直す―などの特徴がある。　環境農林水産部環境農林水産総務課　TEL：06-6210-9543　【大阪府】