アジア太平洋地球変動研究ネットワーク第７回政府間会合、マニラで開催

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.03.26 【情報源】環境省／2002.03.25 発表

　アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(ＡＰＮ)の第７回政府間会合が、２００２年３月２１日、２２日の２日間、フィリピンのマニラで開催された。
　ＡＰＮは、地球変動研究を支援するアジア太平洋地域における政府間組織として１９９６年に設立され、現在２１カ国が参加している。
　なお、今回の会合では（１）平成１４年度予算案の採択、（２）ＡＰＮが支援するプロジェクトの決定、（３）ＡＰＮの位置づけ、役割、手続きなどの枠組みを定める文書の採択、（４）ＡＰＮの新しい活動についての討議−−などが行われた。
　このうち平成１４年度予算については、総額約２億２３００万円（対前年度８．７％減）で事業を実施するという予算案が採択され、日本からは、環境省・兵庫県から１億７８５０万円（対前年度１２．５％減）が拠出されることが決まったほか、新たなＡＰＮの活動としては、（一）アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクトとの連携、（二）植生回復ワークショップの開催、（三）ＡＰＮ年次報告書の刊行−−が決定した。【環境省】