一般財団法人環境イノベーション情報機構
POPs条約第5回締約国会議 結果公表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2011.05.02 【情報源】経済産業省/2011.05.02 発表
経済産業省は、2011年4月25日から29日にかけて、スイスのジュネーブで開催され残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)の第5回締約国会議の結果に取りまとめ公表した。POPs条約は、環境中での残留性が高いPCB、DDT等の12種類の化学物質を対象とした条約。対象物質の製造・使用禁止、排出削減措置についての国内実施計画の策定、対象物質を含むストックパイル・廃棄物の適正管理などが盛り込まれており、04年5月17日に発効している。
公表によると今回の締約国会議では、新たに「エンドスルファン」が同条約の附属書Aに追加することを決定した。この物質については、今後、国際的に協調して製造・使用等の廃絶に向けた取組を行うことになる。また、条約の有効性の評価、遵守手続き、化学物質・廃棄物関連3条約の連携強化などについての議論が行われた。【経済産業省】