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環境ニュース[国内]

シャープなど16社に適切な冷媒フロンの回収・破壊の実施を勧告

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2002.03.22 【情報源】経済産業省/2002.03.20 発表

 経済産業省と環境省は平成14年3月20日、シャープ、三洋電機、日立製作所など家電メーカー16社に対し、廃家電からの冷媒フロンの回収・破壊について適正な処置の実施を求める勧告を行った。
 今回の勧告は16社が家電リサイクル業務を委託していた、関西リサイクルシステムズ(株)(大阪府枚方市)が、平成13年7月から9月にかけて、回収したエアコンなどのフロンガスを大気中に放出していたことが判明したことによる措置。
 経済産業省と環境省が調査した結果によると、関西リサイクルシステムズは、通常、廃家電からのフロンガスを空ボンベに注入して日曹金属化学(株)に破壊処理を委託していた。しかし、平成13年7月から9月にかけて廃家電の搬入が一時的に増加したことに伴い、空ボンベの不足が発生。主任技師の指示により、いったん充てんしたフロンガスをボンベから大気中に放出して空ボンベを確保していた。放出したフロンガスは最大1500キログラムにのぼると推定されている。
 なお現在、関西リサイクルシステムズは自主的に操業を停止している。同社の平成13年4月から平成14年2月末までの家電処理台数は約59万台で、全国40プラントある家電リサイクルプラントの2位を占めていた。【経済産業省】 

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