一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

三菱地所、4件のテナントビルが東京都の温暖化対策計画書制度で最高のAAA評価

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.03.08 【情報源】企業/2011.03.08 発表

 三菱地所は、東京都内で所有したり資産管理するテナントビル4件が、都の温暖化対策計画書制度で最高のAAA評価を受けた。テナントビルのAAA評価は5件あり、1件を除いて同社のビルだった。同社でAAAを受けたのは、日比谷国際ビル(千代田区)、三田国際ビル(港区)、新大手町ビル(千代田区)の各所有ビルと、資産管理をしている朝日生命大手町ビル(同)の計4事業所。

 都の温暖化対策計画書制度は、都の環境確保条例に基づき、年間のエネルギー使用量が原油換算で1500kL以上の事業所に対して2005〜2009年度の5年間、温暖化対策計画書の提出を義務付け、評価、公表する仕組み。計画的な対策の実施を促して事業活動によるCO2排出の抑制を求める。1378事業所が提出し、特に優れた20事業所を、AAA評価として表彰する。

 テナントビルは20事業所のうち5件あり、その4件が三菱地所のビルとなった。テナントビル以外では、自社ビルで東京電力本店本館、工場で東芝の府中事業所、病院の東芝病院などがAAA評価を受けた。2002〜2004年度の3年間の温室効果ガス排出量平均を基準にした三菱地所の各ビルの2009年度排出量削減率は、日比谷国際ビルが24.6%、三田国際ビル16.7%、新大手町ビル14.6%、朝日生命大手町ビルが25.8%だった。

 三菱地所の各ビルでは、テナントをメンバーにした温暖化対策協議会を定期的に開いて情報を共有し、テナントの協力を受けて対策を進めると同時に照明、空調設備や昇降機の効率化を実施。こうした取り組みがAAA評価につながった。三菱地所は今回の4つのビルのAAA評価を弾みに、今後も所有、資産管理するビルでの環境負荷低減活動を推進していく。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク