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環境ニュース[国内]

気象庁 2011年1月のエルニーニョ監視速報を発表

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2011.02.14 【情報源】気象庁/2011.02.10 発表

 気象庁は、エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する2011年1月の太平洋赤道域の大気・海洋の状況と2011年8月までの見通しについて発表した。
 発表によると、各種の観測データとエルニーニョ予測モデルを用いた解析の結果から、これまで同様に、現在発生しているラニーニャ現象は、春に終息に向かうとの見解を示している。
 また、インド洋熱帯域の海面水温は、12月から基準値より低い値で推移しており、今後春にかけて基準値より低い値で推移し、その後次第に基準値に近づくと予測している。
 ラニーニャ現象が与える影響としては、1月の日本の天候では、東日本、西日本、および沖縄・奄美の低温がラニーニャ現象時の傾向に一致していた。また、世界の天候では、マレー半島付近の低温と、南アフリカ、オーストラリア西部、フィリピン付近、および南米北部の多雨が、ラニーニャ現象時の特徴に一致していた。【気象庁】

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