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環境ニュース[国内]

環境省黄砂飛来情報ページの運用開始

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2011.02.01 【情報源】環境省/2011.02.01 発表

 環境省は、リアルタイムの黄砂飛来情報を提供するウェブサイトの運用を、今年も開始した。
 環境省では、平成15年度より、ライダー装置(※)による黄砂モニタリングネットワークの整備を進めてきており、近年、黄砂の観測日数が増加傾向にあることから、平成20年2月から、当該モニタリングネットワークにより取得されるライダー観測データ等のリアルタイムでの黄砂飛来情報をホームページ上で提供している。
 今年より利便性の向上を図るため、通年でのホームページの運用を開始するとともに、新たに携帯電話向けサイトを開設する。
 なお、このウェブサイトでは、国立環境研究所を中心にライダー設置試験研究機関の協力を得て、北東アジア地域16か所(日本12か所、韓国1か所、モンゴル3か所)の観測データを提供している。

黄砂観測機器であるライダー装置(LIDAR:Light Detection And Ranging)は、レーザー光を用いて黄砂等粒子状物質の垂直分布をリアルタイムで観測するもの。ライダーの特徴として、地上付近だけではなく、上空の黄砂飛来状況が把握できるため、黄砂飛来予測に重要な情報を提供できること、見た目では区別できない粒子状の大気汚染物質黄砂を区別して観測できること等が挙げられている。

【環境省】

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