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環境ニュース[国内]

酸素燃焼方式ガラス溶融炉を想定したNOx濃度計算式改正案について意見募集開始 

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.03.18 【情報源】環境省/2002.03.18 発表

 環境省は酸素燃焼方式ガラス溶融炉窒素酸化物(NOx)濃度計算を実施する場合を想定し、大気汚染防止法施行規則の標準酸素濃度補正式を改正する予定であるが、この改正について平成14年4月12日まで意見募集を行っている。
 空気の代わりに純酸素を使って燃料を燃焼させる「酸素燃焼方式」のガラス溶融炉は、燃焼に伴って発生する窒素酸化物が少なくなり、本来は環境保全上も好ましい技術。
 しかし現在の大気汚染防止法に基づく窒素酸化物排出規制では、板ガラスを製造するガラス溶融炉の場合、空気を燃焼される方式を前提とした標準酸素濃度補正式を使って排ガス中の窒素酸化物濃度を計算することになっており、酸素燃焼方式のガラス溶融炉を、この式にあてはめて計算すると、計算上排出基準を超過するという矛盾が生じていた。
 今回の標準酸素濃度補正式改正は、こういった計算上の矛盾を解消するために実施するもの。
 なお、環境省では、意見募集後、寄せられた意見を参考にしながら、大気汚染防止法施行規則の該当部分の改正手続きを行う予定。【環境省】

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