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環境ニュース[国内]

敦賀原発1号機への高燃焼度化燃料導入 燃料設計時の「最高断面平均線出力密度」制限値遵守を確認

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.03.12 【情報源】原子力安全・保安院/2002.03.11 発表

 原子力安全・保安院は日本原子力発電(株)敦賀発電所1号機での原子炉施設の変更にあたり、変更許可後に所管行政庁が確認すべき重要事項として求められていた取替炉心の「最高断面平均線出力密度」の制限値遵守を確認したとして、平成14年3月11日付けで原子力安全委員会へ報告した。
 敦賀原発1号機の場合は、それまで使用していた8×8燃料に代わり、さらに高燃焼度化された9×9燃料を段階的に導入するため、全燃料集合体が9×9燃料になるまでのサイクルについては、これまでの制限値に加え、取替炉心設計時に「最高断面平均線出力密度」の制限値遵守を確認することを原子力安全委員会から求められている。
 なお、9×9燃料の導入は、平成14年2月26日から実施されている第27回定期検査で一部装荷を始め、最終的には全炉心に装荷する予定であるが、今回の報告では、平成14年4月19日から平成15年6月11日まで予定されている次期運転期間中の炉心内燃料設計による「最高断面平均線出力密度」は制限値以下であると解析されたことが報告されている。
 原子力安全・保安院は平成14年5月15日に予定されている使用前検査でも、実際に「最高断面平均線出力密度」が制限値以下であることを確認する予定。 【原子力安全・保安院】 

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