東京都　「CO2削減　アクション月間」の取り組み成果を公表

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.10.19 【情報源】地方自治体／2010.08.26 発表

　東京都教育委員会は、児童・生徒の地球温暖化防止への意識と環境に配慮した行動を実践する意欲を高めることを目的に、今年6月に「CO2削減　アクション月間」を実施し、このほどその取り組み成果を公表した。
　主に小学校5年生と中学校1年生を中心に、各家庭で7日間、チェックシートを活用し、二酸化炭素（CO2）削減に向けた環境に配慮した行動を実践するための取り組みを行った。
　家庭の中で家族ができるだけ同じ部屋で過ごすことや、照明器具やエアコンのスイッチをこまめに切ることを心がけるなど、日常生活の仕方の見直しを図ったことなどが報告された。
　都によると、都内1931校の小・中学校などの児童・生徒18万8949人が行動を実践。報告されたCO2削減量の合計は約450tとなった。これは杉の木約3万2000本が1年間に吸収するCO2の量にあたるという。
　都は、参加した小・中学校など1931校に「協力賞」を贈呈し、環境教育について特に顕著な取り組みを行った106校を「東京都教育委員会環境教育優良校」として表彰した。　教育庁指導部義務教育特別支援教育指導課　TEL：03-5320-6841　【東京都】