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環境ニュース[国内]

柏崎刈羽原発1号機、原子炉再循環ポンプの部品取り替えで手動停止

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.03.05 【情報源】原子力安全・保安院/2002.03.04 発表

 東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、原子炉再循環ポンプ(原子炉内の冷却材を循環するためのポンプ)A号機の軸封部取り替えのため、平成14年3月4日17時から出力降下を行い、原子炉を停止した。
 1号機では平成14年2月上旬から、軸封部(ポンプ内部の水が軸を通してポンプ外部に出ないようにするために設けられている部品)のシール機能が低下傾向にあることが確認されていたが、すぐに支障がある問題ではないことから、これまで監視を強化して運転を継続していた。
 なお、この件についての原子力安全・保安院によるINES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)の暫定評価では0−(安全に影響を与えない事象)で、外部に対する放射能の影響はないという。【原子力安全・保安院】

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