エコマーク「まほうびん」認定基準を制定

　(財)日本環境協会　エコマーク事務局は、エコマーク商品類型No.146「まほうびんVersion1.0」認定基準を制定した（制定日2010年9月1日）。

　私たちが“まほうびん”と聞いてすぐに思い浮かぶものとしてお湯を注ぐポットがあるが、“まほうびん”の高い真空断熱技術を利用した様々なアイテムが、私たちの身の回りに展開されている。
　最近では、消費者の環境意識や節約志向の高まりから、ステンレス製まほうびんの携帯用ボトルや、弁当用ジャーを持ち歩く人も増えている。こうした行動は、マイバッグ運動のように、一人ひとりが実行できる身近な環境配慮行動でもある。　
　「まほうびん」基準は、湯沸かしや調理などにかかるエネルギー消費量の削減につながる断熱性の高い調理器具にエコマークを付与して消費者に推奨することにより、国民一人ひとりの環境に配慮した行動につなげていくことを目的としている。