一般財団法人環境イノベーション情報機構
COP10/COP5が「カーボン・オフセット認証ラベル」を取得
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.08.24 【情報源】環境省/2010.08.24 発表
環境省は、平成22年10月に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議及びカルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP10/COP5)について、カーボン・オフセット第三者認証基準に基づくカーボン・オフセットの認証が行われ、認証ラベルの使用認められたと発表した。環境省は、信頼性のあるカーボン・オフセットの取組を推進・普及するため、平成21年3月18日に「カーボン・オフセットの取組に対する第三者認証機関による認証基準(Ver.1.0)」を公表。
この認証基準を受け、気候変動対策認証センター(事務局:社団法人海外環境協力センター)が、カーボン・オフセット認証制度を創設し、平成21年5月14日から案件募集を開始。その後の運用状況を踏まえて、平成22年4月に認証基準の改定を行っていた。
有識者によって構成されるカーボン・オフセット認証委員会が8月19日に開催され、審査を経て、認証されたもの。
案件の概要によると、日本政府は、会議のホスト国としてGHG排出削減のための努力をしたうえで、削減しきれないGHG排出量についてカーボン・オフセットを行うとともに、実施したカーボン・オフセットを会議参加者及び一般国民に周知するなどして、環境配慮への取組を国内外にアピールするとしている。【環境省】