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環境ニュース[国内]

山梨県 燃料電池車をレンタル導入

大気環境 交通問題】 【掲載日】2010.07.28 【情報源】地方自治体/2010.04.26 発表

 山梨大学が技術開発を進める「燃料電池」による低炭素社会構築を先導する県は、4月28日、実用化レベルのトヨタ燃料電池自動車「FCHV−adv」を移動式水素ステーションとともにレンタル導入した。
 水素を燃料に、空気中の酸素との化学反応で電気を発生させ、動力モーターを回転させる。156L容量の水素タンクを搭載し、満タンで800kmの走行が可能。最大出力90kWで最高155kmのスピードが出る設計。バイブリッド車(HV)を進化させ、エンジンがないため始動時も静かで、排ガスもない。
 県では半年間、県庁公用車に利用し、試乗会や県内企業への紹介イベントに活用する。トヨタFC開発部によると1台の製造費は約1億円。2年前に限定リース販売(月額80万円)を始め、県内では県が始めて導入した。 産業立地推進課 Tel:055-223-1472 【山梨県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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