一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 2010年6月のエルニーニョ監視速報を発表
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2010.07.09 【情報源】気象庁/2010.07.09 発表
気象庁は、エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する2010年6月の太平洋赤道域の大気・海洋の状況と2011年1月までの見通しについて発表した。発表によると、各種の観測データとエルニーニョ予測モデルを用いた解析の結果から、この夏にラニーニャ現象が発生し、秋以降も持続する可能性が高いと予測。
また、インド洋熱帯域の海面水温は、冬から春にかけて基準値より高い値で推移しており、夏にかけても高い傾向は続くものの、秋には基準値に近い値で推移すると予測してい。
なお、5月の天候には、インド洋熱帯域の高温時の特徴は明瞭には見られなかった。【気象庁】