一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 2010年5月のエルニーニョ監視速報を発表
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2010.06.11 【情報源】気象庁/2010.06.10 発表
気象庁は、エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する2010年5月の太平洋赤道域の大気・海洋の状況と2010年12月までの見通しについて発表した。発表によると、各種の観測データとエルニーニョ予測モデルを用いた解析の結果から、エルニーニョ現象は前回と同様に春の内に終息したとみられ、今後秋にはラニーニャ現象が発生すると予測。
また、インド洋熱帯域の海面水温は、夏にかけて基準値より高い値が続くものの、秋には基準値に近い値に推移すると予測している。
なお、エルニーニョ現象の影響は、5月の日本の天候では見られなかった。世界の天候では、、インドシナ半島周辺とインド西武の高温が一致していた。【気象庁】