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環境ニュース[国内]

モントリオール議定書の97年改正・99年改正 締結へ

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2002.02.22 【情報源】環境省/2002.02.21 発表

 2002年2月22日の閣議で、モントリオール議定書97年改正と99年改正の国会提出が決定した。
 国会でモントリオール議定書97年改正と99年改正の受諾が承認されれば、モントリオール議定書事務局への受諾書寄託の90日後に、日本での改正議定書の効力が発生する。
 97年改正では、(1)臭化メチルの規制スケジュールの前倒し、(2)臭化メチルについての非締約国との貿易禁止、(3)使用済み物質を含むオゾン層破壊物質の輸出入管理制度の構築などが、99年改正では、(一)先進国と途上国のHCFC生産量規制スケジュールの決定、(二)ブロモクロロメタンの生産量・消費量規制の着手、(三)HCFC、ブロモクロロメタンについての条約非締約国との貿易の禁止−−などが取り決められている。
 なお、議定書受諾に際して日本政府としては、(A)代替物質・代替技術の導入によるHCFCの生産・消費全廃、(B)オゾン層保護法と外為法貿易管理令による貿易関連規制への対応、(C)途上国支援−−などの施策を進めていく予定。【環境省】

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