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環境ニュース[国内]

気象庁 2010年3月 日本の天候を公表 全国的に寒暖の差が大

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.04.06 【情報源】気象庁/2010.04.01 発表

 気象庁は、2010年3月の日本の天候を取りまとめ公表した。
 公表によると、2010年3月は日本の南で高気圧が平年より強かったため、南から暖かく湿った気流が入りやすく、北日本から西日本にかけては、低気圧や前線の影響を受けやすかった。上旬は本州付近を次々と低気圧が通り天気がぐずついたほか、中旬以降も数日おきに低気圧が本州付近を通過し、平年に比べ曇りや雨または雪の日が多かった。このため、北日本日本海側と東・西日本では月降水量はかなり多く、特に東日本太平洋側では地域の統計を始めた1946年以来、3月としての最大値を更新した。また、北日本と東日本日本海側、西日本日本海側では月間日照時間がかなり少なく、北日本日本海側と東日本日本海側では3月としての最小値を更新した。
 一方、沖縄・奄美では、低気圧や前線が平年より北を通過することが多かったため平年に比べ晴れの日が多く、月降水量はかなり少なかった。
 月平均気温は、北日本で平年並、東日本以西で高かったが気温の変動が大きかった。上旬と中旬は、一時的に寒気の影響を受けた上旬の終わりを除き、南から暖かい空気が入り気温は平年を上回る日が多かった。一方、月末にはこの時期としては強い寒気が流れ込んだ影響で全国的に顕著な低温となった。【気象庁】

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