一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 2009年12月のエルニーニョ監視速報を発表
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2010.01.12 【情報源】気象庁/2010.01.12 発表
気象庁は、エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する2009年12月の太平洋赤道域の大気・海洋の状況と2010年7月までの見通しについて発表した。発表によると、各種の観測データとエルニーニョ予測モデルを用いた解析の結果から、11月の予報と同様に、エルニーニョ現象が発生しており、2010年春までは持続する可能性が高いとしている。
なお、エルニーニョ現象の影響は、12月の日本の天候には明瞭には見られなかったが、世界の天候ではインドシナ半島からインドネシアにかけての高温、米国南部の多雨がエルニーニョ現象時の傾向と一致していた模様。【気象庁】