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環境ニュース[国内]

全国的に高温、中国・九州北部で豪雨 気象庁09年日本の天候を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.01.05 【情報源】気象庁/2010.01.04 発表

 気象庁は2008年日本の天候をまとめ、発表した。
 公表によると2009年の気温は、北日本から西日本にかけては年前半に高温となることが多く、沖縄・奄美では7月から9月にかけ高温が続いたことから、年平均気温も高くなった。
 1、2月と暖かかったことから、日本海側の降雪量は少なく、4月は高気圧に覆われて晴れの日が多く、5、6月と低気圧や前線の影響が小さく、東日本日本海側や西日本では降水量がかなり少なくなり、特に西日本では農業用水、工業用水の取水制限などの措置がとられた。
 一方、7月から8月前半にかけは、北日本では低気圧が発達しながら頻繁に通過し大雨となった。7月後半には梅雨前線の活動が活発となり、西日本を中心に各地で大雨となった。特に、7月19日から26日にかけては、中国地方から九州北部地方にかけ記録的な大雨となり、浸水害や土砂災害に見舞われ、「平成21年7月中国・九州北部豪雨」と命名された。また、8月8日から11日にかけ、台風第9号が日本の南海上を東進し、日本列島に暖かく湿った空気をもたらし、東日本から西日本にかけ記録的な大雨となった。
 梅雨入りは、沖縄地方から九州南部にかけては遅く、九州北部地方から東北地方にかけては早かった。梅雨明けは、太平洋高気圧の日本列島付近への張り出しが弱く、このため、多くの地方で梅雨明けが遅くなったほか、梅雨明けが特定できなかった地方もあった。【気象庁】

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