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環境ニュース[国内]

電力各社の原子炉圧力容器下部からの漏水評価方法をとりまとめ

エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.02.04 【情報源】原子力安全・保安院/2002.02.01 発表

 原子力安全・保安院は平成14年2月1日、原子炉圧力容器下部からの漏水があった場合、炉水の漏えいか否かを特定するための評価方法について、電力各社から提出された報告の内容を公表した。
 同院は、中部電力浜岡原子力発電所1号機(沸騰水型、出力54万キロワット)で、平成13年11月9日に原子炉圧力容器下部と制御棒駆動機構ハウジング(駆動機構を収めるステンレス製のケース)貫通部付近からの水の漏えいが発見されたことに関連して、沸騰水型原子炉施設の全ての設置者に対し、原子炉圧力容器下部から水の漏えいがあった場合の評価方法について同院に報告するよう依頼していた。
 報告によれば、各社の評価方法は格納容器内のドレン(廃液)収集によって、浜岡原発と同じく、機器ドレンサンプと床ドレンサンプに集水される方式(中部電力、中国電力)と、高電導度廃液サンプと低電導度廃液サンプに集水される方式(東京電力、東北電力、北陸電力、日本原子力発電)の2通りに分類されたが、原子力安全・保安院ではいずれの方法も炉水からの漏えいであるか否かが確認できる方法だとの判断を行った。【原子力安全・保安院】

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