一般財団法人環境イノベーション情報機構
旧ソ連、東欧の原子力発電関係者を10年にわたり招聘した「千人研修」の成果報告会を開催
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2002.01.29 【情報源】原子力安全・保安院/2002.01.28 発表
原子力安全・保安院では平成14年2月1日に、東京・港区のホテルJALシティ田町で「原子力発電所運転管理等国際研修事業(千人研修)」の研修報告会を開催する。「千人研修」は、原子力安全・保安院が海外電力調査会に委託して実施している研修で、平成4年度から10年計画で、旧ソ連、東欧諸国の原子力発電所の管理・監督者、保安検査員、設計技術者ら1,000人を日本に招聘。原子力発電所の安全管理・安全意識や技術レベルの向上を目的とした研修を行ってきた。
なお、結果的に平成13年度までに1,000人を超える1,042人の研修生を受入れ、所期の目標を達成したことから、研修自体は今年度で終了予定となっており、今回の報告会は、これまでの10年間にわたる研修成果を総括・評価することを目的に開催される。
また、この「研修報告会」に先立ち、各国の研修生の代表が、各参加国での研修成果の反映状況などについて報告を行う「研修成果検討会」も開催される予定。【原子力安全・保安院】