アジア太平洋環境開発フォーラム第１回会合をタイ・バンコクで開催

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.01.18 【情報源】環境省／2002.01.15 発表

　環境省は、国連アジア太平洋経済社会委員会（ＥＳＣＡＰ）、国連環境計画（ＵＮＥＰ）、イ科学技術環境省との共催により、２００２年１月１２日・１３日の両日、タイ・バンコクでアジア太平洋環境開発フォーラム（ＡＰＦＥＤ）第１回会合を開催した。
　なお、このフォーラムの議長は橋本元総理が務め、川口環境大臣も出席した。
　このフォーラムは、アジア太平洋地域にふさわしいふさわしい、より衡平で能な発展のモデルを２００４年までに提示することを目的に、２００１年１０月に東京で開催された「アジア太平洋環境会議（エコアジア）」の席上で設立が承認されている。
　今回の会議では、２００２年８月に南アフリカで開催される予定のヨハネスブルグサミットに対する提言内容の検討が行われ、特に重要なテーマとして、（１）淡水資源、（２）再生可能エネルギー、（３）貿易、（４）資金問題の４テーマを中心に議論が行われた。
　なお、アジア太平洋環境開発フォーラムとしてのヨハネスブルグサミットへの提言の最終的な内容の決定は、今回の議論を踏まえながら、５月初旬にジャカルタで開催される第２回実質会合で取りまとめられる予定。【環境省】