一般財団法人環境イノベーション情報機構
2007年度の日本の温室効果ガス総排出量確定値を公表、基準年比9.0%増に
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.05.01 【情報源】環境省/2009.04.30 発表
環境省は、2007年度(平成19年度)の日本の温室効果ガス総排出量速報値を、二酸化炭素換算で13億7,400万トンと発表した。京都議定書の規定による基準年(CO2、CH4、N2Oは1990年、HFCs、PFCs、SF6は1995年)の総排出量と比べると、エネルギー起源二酸化炭素について業務その他部門、家庭部門、運輸部門などからの排出量が増加したことなどにより、総排出量としては9.0%上回っている。
前年度の総排出量と比べるても、約2.4%(約3,200万トン)増加している。
また、京都議定書に基づく吸収源活動の排出・吸収量は、2007年度は4,070万トン(うち森林4,000万トン、都市緑化等70万トン)。これは、基準年総排出量の3.2%に相当する。【環境省】