環境人材育成のための大学教育プログラム開発事業　平成21年度事業を採択

　環境省は、平成21年度の「環境人材育成のための大学教育プログラム開発事業」の公募の選定結果を発表した。これにより平成21年度事業として5件の事業（提案者：岩手大学、東北大学、上智大学、滋賀県立大学、大阪府立大学）が採択された。これらの事業はいずれも、日本の大学・大学院が、企業、行政、NPOやアジアの大学等と連携・協働し、環境人材を育成する実践的なプログラムを開発・実証するというもの。
　環境省は平成20年3月に、持続可能なアジアの実現に必要な次世代型人材の育成に向けて、「持続可能なアジアに向けた大学における環境人材育成ビジョン」を策定、このビジョンの具体化の一環として、昨年度に引き続き、平成21年2月3日から3月13日まで、「環境人材育成のための大学教育プログラム開発事業」を実施する大学・大学院の公募を行った。今年度は、合計18の大学から新規の応募があった。【環境省】