一般財団法人環境イノベーション情報機構
事業所内での空気中ホルムアルデヒド濃度低減指針案への意見募集結果を公表
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2002.01.07 【情報源】厚生労働省/2001.01.04 発表
厚生労働省では、「職域における空気中のホルムアルデヒド濃度低減のための指針」案について、平成13年10月2日まで実施していた意見募集の期間中寄せられた質問について、厚生労働省としての考え方をまとめ、公表した。住宅建材から室内に発散するホルムアルデヒドなどの化学物質により、頭痛などの多様な症状が生じる「シックハウス症候群」が、問題となっている中、厚生労働省では、労働者へのホルムアルデヒドばく露について検討を行ってきており、指針案では、この検討を踏まえ、ホルムアルデヒド濃度の指針値を特別な場合を除いて0.08ppm以下とすることを示すとともに、事業場の屋内空気中のホルムアルデヒド濃度を低減するため、事業者が施設・設備に講ずべき具体的措置も示していた。
厚生労働省によれば、寄せられた意見は24通で、内容的には7件の質問に整理することができた。うち、最も多かったのは指針の対象となる業種を限定することを求める意見(6通)であったが、厚生労働省としては、「ホルムアルデヒドは、現在、さまざまな職域において広く使用されているため、すべての職域について濃度指針値及び濃度低減のための措置を示すことが必要」との回答を示している。
また、濃度指針値をクリアするために、事業者が講ずべき措置を具体的に記述すべきとの意見も5通あった。厚生労働省ではこれらの意見を踏まえ、事業者が講ずべき措置の内容について、より具体的に示すと回答している。【厚生労働省】