一般財団法人環境イノベーション情報機構
「クリーンディーゼル普及推進方策」公表
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2008.08.01 【情報源】国土交通省/2008.07.31 発表
国土交通省と経済産業省は平成20年7月31日「クリーンディーゼル普及推進方策(クリーンディーゼル普及推進戦略 詳細版)」を公表した。同推進方策は、クリーンディーゼル車(注1)の普及促進策等を検討するため、国土交通省、経済産業省、環境省、北海道、日本自動車工業会、石油連盟により設置された「クリーンディーゼルに関する懇談会」での検討の結果、今年6月にその基本方針として取りまとめられたもの。
クリーンディーゼル車のイメージ改善のほか、導入支援、政府による率先導入、地域との連携など、クリーンディーゼルの普及に向けた具体的方策等が取りまとめられている。 国土交通省は今後、同方策に基づいて、関係者と連携しながらクリーンディーゼル車の普及を推進していくとしている。【国土交通省】【経済産業省】
(注1)クリーンディーゼル車
2009年10月に導入が予定されている、世界最高レベルの排出ガス規制「ポスト新長期規制」に対応したディーゼル車をさす。排ガス低減性能、燃費を高いレベルで両立している点が特徴。ガソリン車と比較して約2割程度CO2排出量が少ないため、運輸部門のCO2排出削減に貢献することが期待されている。