「重量車燃費評価手法検討会」を設置

　国土交通省では、重量車の燃費の公表などに活用できる重量車の燃費評価手法を策定するために「重量車燃費評価手法検討会」を設置した。
　自動車全体のエネルギー消費のうち、貨物自動車の割合は、平成１２年度で約３８％にのぼっており、貨物自動車のうち車両総重量２．５トン超の重量車の保有台数の割合は約６４％と過半数を占めていることから、重量車について燃費改善を促すことが、地球温暖化防止や省エネルギーの観点から重要な課題となっている。しかし、車両総重量２．５トンを超える重量車については、これまで燃費の評価手法も確立されていなかった。
　なお、この検討会は平成１４年春をめどに重量車の燃費評価手法を策定することを目標に全３回開催する予定。【国土交通省】