一般財団法人環境イノベーション情報機構
オゾン層保護法の規定改正 ハイドロクロロフルオロカーボンの規制強化
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2008.05.15 【情報源】環境省/2008.05.14 発表
オゾン層保護法(特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律)の規定の一部を改正が平成20年5月15日公示・適用された。今回の改正は、19年9月に開催されたオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書締約国会合において、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)の規制スケジュールの前倒しを内容とする議定書が採択され、5月15日に発効したことを受けたもの。
HCFC対策についてモントリオール議定書では、その消費量を2010年に基準量(注1)から75%削減するよう強化するとともに、生産量を2010年に75%削減、2015年に90%削減、2020年に原則全廃するというスケジュールで合意されている。【環境省】
(注1)先進国におけるHCFCの消費量・生産量の規制は、1989年の消費量・生産量をもとに算定されている。