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環境ニュース[国内]

「過大な力」が破断原因 浜岡原発1号機配管破面観察結果

エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.12.07 【情報源】原子力安全・保安院/2001.12.06 発表

 原子力安全・保安院は、中部電力(株)浜岡原子力発電所1号機で余熱除去系の蒸気配管が破断した事故について、破断した配管の破面・断面観察を行った結果の調査報告をまとめた。
 この調査は、中部電力が行っている原因究明調査と、同院が日本原子力研究所に委託して行った調査の結果を参考に、原子力安全・保安院としての見解をまとめたもの。
 破断部位の破面観察の結果では、破面に熱疲労によるき裂や材料の腐食・脆化などの異常は認められず、配管そのものは健全な状態であったことがわかった。また、ほぼ全てのテストピースから延性破壊(金属が延びてねばった後に破壊されること)の特徴を示す破面の小さなくぼみが認められ、破断部位に過大な力が働いて延性破壊が起こったことが推定された。【原子力安全・保安院】

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