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環境ニュース[国内]

東京電力使用のMOX燃料輸送容器1基で放熱用フィン浮き上がりを発見

エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.11.30 【情報源】国土交通省/2001.11.29 発表

 国土交通省は、船舶安全法の規則により国土交通大臣の使用承認を受けているMOX燃料(ウラン酸化物とプルトニウム酸化物混合燃料)輸送容器1基で、放熱用フィン浮き上がりが発見された件について、同省としての対応措置の内容を公表した。
 放熱用フィン浮き上がりが発見されたのは、パシフィック・ニュークリア・トランスポート社所有の容器で、東京電力などが使用者となっていた。このため、東京電力は平成13年10月30日に国土交通省に報告を行っていた。
 国土交通省では、すでに11月9日付けで東京電力などに対し、(1)原因究明と再発防止対策の実施を求めるとともに、放熱用フィンの浮き上がりが発生した輸送容器と同型の容器のうち、国土交通大臣が使用承認しているものについて、(2)放熱用フィン浮き上がり発生の有無調査、(3)定期的な容器の健全性の確認方法の確立、(4)容器の評価結果が得られるまで
の容器使用停止−−などの措置を指示しているが、近く改めて同趣旨の通達も行う予定。【国土交通省】

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