一般財団法人環境イノベーション情報機構
浜岡原子力発電所1号機で破断した配管の破片1片が新たに見つかる
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.11.29 【情報源】原子力安全・保安院/2001.11.28 発表
中部電力(株)浜岡原子力発電所1号機で、平成13年11月7日に実施されていた原子炉非常用冷却系の一部である高圧注入系の定期試験中に、高圧注入系から余熱除去系熱交換器に分岐している蒸気配管の曲がり部が破断した事故に関連して、中部電力は11月27日16時頃に、原子炉建屋2階の余熱除去系熱交換器室内で、破断した配管の破片がさらに1片見つかったと発表した。破断直後の調査では、同室内ですでに4片の破片が見つかっていた。なお、原子力安全・保安院は、すでに中部電力が着手している詳細調査を通じて、原因の特定や適切な再発防止策を実施していくよう、改めて中部電力側に指示した。【原子力安全・保安院】