一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

中越沖地震後の柏崎刈羽原発・各プラントの状況を公表 19年8月7日時点

エネルギー 原子力】 【掲載日】2007.08.08 【情報源】原子力安全・保安院/2007.08.07 発表

東京電力(株)は平成19年8月7日、新潟県中越沖地震(注1)発生後の柏崎刈羽原発各プラントの状況を原子力安全・保安院に情報提供した。
 この日の情報提供では、4号機原子炉建屋3階放射線管理区域にある、スタッドボルトテンショナー(注2)から油圧作動用の油が約200リットル漏れていたことが報告されている。現在、油漏れは停止しており、回収・拭き取りが進められている。
 スタッドボルトテンショナーからの油漏れは、6日に6号機原子炉建屋4階でも確認されていたが、現在のところ、4、6号機以外では同様の油漏れは確認されてないという。
 なお、報告・情報提供を受けた原子力安全・保安院は同日、東京電力が調査したプラント状況の事実確認作業を現地の保安検査官が行っていること、柏崎刈羽原発の主排気筒放射線モニタやモニタリングポストに、異常値が確認されていないことをあきらかにした。【原子力安全・保安院】 

(注1)新潟県中越沖地震は19年7月16日、柏崎刈羽発電所から約9キロメートル離れた新潟県中越沖を震源として、マグニチュード6.8の規模で発生した地震。当時柏崎刈羽原発の1号機、5号機、6号機は停止中だったが、運転を行っていた2号機、3号機、4号機、7号機は自動停止した。
(注2)原子炉圧力容器の上蓋を固定するボルトを締付ける油圧式の装置。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク