一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

中越沖地震後の柏崎刈羽原発・各プラントの状況を公表 19年7月27日時点

エネルギー 原子力】 【掲載日】2007.07.30 【情報源】原子力安全・保安院/2007.07.27 発表

 東京電力(株)は平成19年7月27日、 新潟県中越沖地震(注1)発生後の柏崎刈羽原発各プラントの状況を原子力安全・保安院に情報提供した。
 この日の情報提供では、保安規定にもとづき、25日から27日まで実施されていた各号機の非常用ディーゼル発電機の定例手動試験(注2)で、試験が終了していない1台を除き異常が確認されなかったこと、26日に新たに確認された雨水と思われる4建屋内5か所の水溜まりのうち、3か所の処理が終了したことが報告された。
 なお、報告・情報提供を受けた原子力安全・保安院は同日、非常用ディーゼル発電機定例手動試験の27日までの実施分で1台を除き異常がなかったことを保安検査官が確認したこと、6号機の原子炉建屋天井クレーン駆動軸の損傷が確認されたことに伴い、1〜3号機で行った現場確認で問題がなかったこと、柏崎刈羽原発の主排気筒放射線モニタやモニタリングポストに、異常値が確認されていないことをあきらかにした。【原子力安全・保安院】 

(注1)新潟県中越沖地震は19年7月16日、柏崎刈羽発電所から約9キロメートル離れた新潟県中越沖を震源として、マグニチュード6.8の規模で発生した地震。当時柏崎刈羽原発の1号機、5号機、6号機は停止中だったが、運転を行っていた2号機、3号機、4号機、7号機は自動停止した。
(注2)柏崎刈羽原発の保安規定は、非常用ディーゼル発電機を1か月に1回手起動し、電圧、周波数などが所定の基準を満足していることを確認することを求めている。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク