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環境ニュース[国内]

放射性物質に汚染されていない廃棄物の取扱いに関する報告書案について意見募集開始

エネルギー 原子力】 【掲載日】2007.07.26 【情報源】原子力安全・保安院/2007.07.25 発表

 原子力安全・保安院は2007年7月25日、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会廃棄物安全小委員会がまとめた「原子力施設における『放射性廃棄物でない廃棄物』の取扱いに関する報告書」案を公表し、この案について07年8月24日まで意見募集を行うことにした。
 この報告書案は、原子力施設の放射線管理区域内から発生する廃棄物のうち、「放射性廃棄物でない廃棄物(注1)」とするものの実務的な判断方法をとりまとめたもの。
 基本的には使用履歴、設置状況を資料で確認して判断するが、念のため、放射線測定を実施し、その結果が検出限界値未満であることで評価を行うことが適切だとされている。
また、「放射性廃棄物でない廃棄物」であることが確認された廃棄物については、原子炉規制法ではなく、廃棄物処理法にもとづき適切に処分されることが必要とされている。
 この報告書案意見募集についての詳細は、原子力安全・保安院放射性廃棄物規制課(電話番号:03−3501−1948)まで確認のこと。

(注1)放射性物質によって汚染されていない廃棄物。放射能汚染のレベルが極めて低く、放射線廃棄物として扱う必要がない廃棄物(クリアランス物)とも区別されている。

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