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環境ニュース[国内]

狂牛病感染の危険部位などを処理できる廃棄物焼却施設数を調査

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2001.11.14 【情報源】環境省/2001.11.14 発表

 環境省では、狂牛病感染の危険が考えられる(1)肉骨粉、(2)牛の脳や脊髄などの特定部位、(3)食肉加工場で精肉処理後に出る動物系固形不要物、(4)死亡牛について、全国の廃棄物焼却施設を対象に受け入れ可能性調査を実施し、その平成13年11月14日時点での速報値をとりまとめた。
 調査の結果、肉骨粉の受け入れが可能と回答した一般廃棄物焼却施設は1,577施設中135施設に過ぎなかった。
 また、特定部位の受け入れが可能と回答した施設は、全国2,925の廃棄物焼却施設(市町村焼却施設1,512、産業廃棄物焼却施設1,413)のうち181施設(市町村焼却施設47、産業廃棄物焼却施設134)、動物系固形不要物の受け入れが可能な施設は144施設(市町村焼却施設16、産業廃棄物焼却施設128)、死亡牛の受け入れが可能な施設は56施設(町村焼却施設3、産業廃棄物焼却施設53)に止まっている。
 なお環境省によれば、このほかに「一時的な受け入れに限り可能」と答えた施設が肉骨粉で76施設、特定部位で60施設、動物系固形不要物で36施設、死亡牛で10施設あり、受け入れ可能性について「現在検討中」や「未決定」の施設も多く存在するという。【環境省】

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