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環境ニュース[国内]

18年度に政府が買い付けた外国産米麦の残留農薬調査 基準値超過事例はなし

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2007.07.06 【情報源】農林水産省/2007.07.05 発表

 農林水産省は、平成18年度に政府が買い付けた外国産米麦についての残留農薬調査結果を、19年7月5日までにとりまとめた。
 政府が輸入を行う米麦については、輸入商社に残留農薬検査の実施が義務づけられており、食品衛生法などに基づく基準値を満たしたものだけが買い付けられている(注1)。
 調査の結果、米穀で7種類、小麦で10種類、大麦から8種類、米麦合わせて17種類の農薬が検出されたが、食品衛生法に定められた残留農薬基準値を超えたものはなかったという。【農林水産省】

(注1)具体的な検査としては(1)米麦の輸入時に食品衛生法に基づく「食品等輸入届出」を提出するロットごとにサンプリングを実施する「米麦の着地検査」、(2)米穀産地国の精米所、倉庫などで、日本向けに輸出予定のロットからサンプリングを実施する「米穀の積地検査」、(3)輸出港のエレベータで輸出向けの麦類から、定期的にサンプルを採取する「麦類のサーベイランス検査」が実施されている。18年度は、麦類のサーベイランス検査で農薬が検出されておらず、農薬が検出された事例はすべて積地検査・着地検査で見つかった事例。

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