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環境ニュース[国内]

環境大気中のアスベスト測定法に関するセミナーを開催へ 07年7月30日に大阪市で

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2007.06.29 【情報源】環境省/2007.06.29 発表

 環境省は、環境大気中のアスベスト濃度を測定する際の技術指針「アスベストモニタリングマニュアル」を2007年5月に第3版に改訂したことを踏まえて、改訂内容や環境大気中のアスベスト測定に関する最新の話題を関係者に普及啓発することなどを目的とした、「環境大気中におけるアスベスト測定法セミナー」を07年7月30日14時から16時30分まで、大阪市中央区の大阪市立中央青年センターA棟7階第1ホールで、開催することにした。
 「アスベストモニタリングマニュアル」は1985年3月に第1版が、1993年12月に第2版が作成されており、今回作成された第3版には、(1)測定点、捕集時間帯、捕集方法を適切に設定するための「測定計画」の項の追加、(2)建築物の解体現場などの測定地域区分への追加と、追加された地域での試料捕集方法の規定、(3)光学顕微鏡法による測定時のアスベスト繊維数判断基準の日本工業規格(JIS)との整合化、(4)分析走査電子顕微鏡法(A−SEM法)・分散染色法の「光学顕微鏡法による測定結果の確認が必要な場合の参考法」への追加−−が盛りこまれていた。
 7月30日のセミナーでは、環境省水・大気環境局 大気環境課の木田正憲氏が、マニュアル改訂内容や同省のアスベスト大気濃度調査の実施状況について説明するほか、元兵庫県立健康環境科学研究センター研究員の小坂浩氏が位相差顕微鏡によるアスベスト測定法の概要、東洋大学経済学部教授の神山宣彦氏が電子顕微鏡によるアスベスト測定法の概要について説明を行う。
 受講料は無料で、参加定員は200名だが、1つの団体・事業者からは2名までの参加とし、先着順で参加者を決定する。
 参加希望者は規定の受講申込書に必要事項を記入の上、FAXで申し込むことが必要。宛先は(社)全国環境保全推進連合会アスベストセミナー係(FAX番号:03−5684−5730)。【環境省】

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