一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京電力・福島第二原子力発電所2号機、炉内中性子基準超過で自動停止
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.11.02 【情報源】原子力安全・保安院/2001.11.01 発表
東京電力(株)福島第二原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、平成13年10月18日より実施していた点検による停止を終了し、11月1日午前0時から原子炉を起動したところ、同日午前1時5分に、原子炉内の中性子が基準値を超過したことを示す信号が発信され自動停止した。東京電力によると、信号発生時の原子炉出力は、定格(上限)出力の約10万分の1以下であった。東京電力では、引き続き原因を調査しているが、今回の自動停止により外部への放射能の影響はないとのことである。【原子力安全・保安院】