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環境ニュース[国内]

水産物貿易「資源の持続的利用に貢献するルール」への支持7割以上

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2001.10.30 【情報源】農林水産省/2001.10.29 発表

 農林水産省では、WTO次期農産物交渉に向けた基礎資料とするため、平成13年8月から9月にかけて、漁業者モニター1069名、水産物・水産加工品の流通加工業者モニター569名、消費者モニター1480名、計3118名を対象として、水産物貿易についてのアンケートを行った。
 その結果、水産物の貿易ルールについては、漁業者・流通加工業者・消費者とも9割以上が「乱獲を行う国からの水産物貿易には一定の制限を加えるべき」との意見を支持した。
 また、WTO水産物交渉に主張すべき意見として、漁業者・流通加工業者・消費者とも7割以上が「資源の持続的利用に貢献するような貿易ルールが必要」「補助金問題だけでなく、資源管理の問題も取り上げるバランスのとれた議論をするべき」という意見を支持し、一方「水産物貿易の自由化を行うべき」との意見は4.9%〜10.8%の支持と低い割合だった。
 なお、水産物供給のあり方を聞いた質問では、「国産品を主体にまかなうべき」と答えたモニターが漁業者では85.6%だったのに対し、流通加工業者では43.7%、消費者では63.1%と、モニターの類型によって意見が大幅に分かれた。【農林水産省】 

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