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環境ニュース[国内]

原子力発電の安全性についての2報告書案について意見を募集

エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.10.29 【情報源】原子力安全・保安院/2001.10.29 発表

  総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会原子炉安全小委員会では、(1)定格熱出力一定運転の安全性、および(2)加圧水型軽水炉燃料の高燃焼度化の安全性−についての2つの報告書案について、広く意見を意見している。
 このうち、定格熱出力一定運転についての報告書案では、現在日本で行われている、電気出力(電力量)を一定にする運転方法から、原子炉の発熱量の最大値である「定格熱出力(上限発熱量)」を一定にする運転方法に転換することを提言している。定格熱出力一定運転へ移行した場合、全国にある51基の原子力発電施設の合計で、原発1基を新設したのに相当する86.1万キロワット分発電量を増やすことができる。
 また、加圧水型軽水炉の高燃焼度化についての報告書案では、照射試験データをもとに被覆管の耐腐食性や機械的性質の変化などを検討した結果として、加圧水型軽水炉での高燃焼度化燃料の使用は問題ないと結論している。
 なお、これらの報告書の意見募集締め切りは平成13年11月22日(必着)。【原子力安全・保安院】

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