ＩＡＥＡ設立５０周年特別シンポ「原子力エネルギー：未来に向けた世界の挑戦とＩＡＥＡ」を開催へ　青森市で

【エネルギー 原子力】 【掲載日】2007.03.06 【情報源】資源エネルギー庁／2007.03.02 発表

　国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は、設立５０周年を記念し、２００７年４月１４日に青森県青森市のホテル青森で、シンポジウム「原子力エネルギー：未来に向けた世界の挑戦とＩＡＥＡ」を開催する。
　ＩＡＥＡは、原子力の平和利用推進などを目的として、１９５７年７月に設立された国際機関で、０６年９月時点で、日米ロをはじめ１４１か国が加盟。加盟国が原子力を利用する際の安全基準の作成や、安全確保に関するさまざまな評価活動を行っている。
　今回のシンポジウムでは、ＩＡＥＡの５０年の活動、原子力発電、核燃料サイクルの現状を評価するとともに、その開発と安全確保、国際協力の将来像について、議論を行うことが目的。
　ＩＡＥＡ安全諮問会議議長のリチャード・ミザーブ博士が議長を務め、プログラムとしては、ＩＡＥＡ事務局次長のデイビッド・ウォーラー氏の基調講演「ＩＡＥＡ５０年の歩み」、発電所と核燃料サイクルに関する６本の報告、安全とセキュリティに関する５本の報告、各不拡散に関する２本の報告、円卓会議「原子力エネルギー：未来に向けた世界の挑戦とＩＡＥＡ」が予定されている。
　参加費は無料で、事前登録が完了すれば誰でも参加可能。ただし人数制限を行う可能性はある。参加登録はＩＡＥＡのサイト上から行うか、（社）日本原子力産業協会政策本部（電話番号：０３−６８１２−７１０１、ＦＡＸ番号：０３−６８１２−７１１０、電子メールアドレス：40th-annual@jaif.or.jp）を通じて行うことが必要。【資源エネルギー庁】