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環境ニュース[国内]

2050年までの低炭素社会の実現に向け、日英が第2回国際ワークショップ開催へ 07年6月にロンドンで

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.02.16 【情報源】国立環境研究所/2007.02.16 発表

 環境省と英国環境・食糧・地方開発省(Defra)は、日英共同研究プロジェクト「低炭素社会の実現に向けた脱温暖化2050プロジェクト」の第2回国際ワークショップを、2007年6月13日から15日にかけ、英国・ロンドンで開催する。
 「低炭素社会の実現に向けた脱温暖化2050プロジェクト」は、気候変動枠組条約の究極の目的である「温室効果ガスの大気中濃度を自然の生態系や人類に悪影響を及ぼさない水準で安定化させること」の実現をめざして、2050年までに温室効果ガスを60〜80%削減する道筋を検討している。具体的な取組み内容としては、日英連携による研究の実施のほか、世界各国の研究を集大成する国際ワークショップを継続開催し、低炭素社会の実現に向けた国際的な政策形成に貢献するとしている。
 第2回国際ワークショップでは、現在の社会から低炭素社会へと向かうための具体的な道筋に焦点を合わせて議論を行う。交通、産業、家庭などのセクターごとの議論を深めるとともに、低炭素都市に向けた取組みも取り上げる予定。
 会合には、約20か国・地域から研究者、政策立案者など約60名が参加する見込み。また、環境省と英国環境・食糧・地方開発省は、会合の成果を総括報告としてまとめ、気候変動に関するさまざまな検討の場に提供する方針だ。【国立環境研究所】

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