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環境ニュース[国内]

2001年のオゾンホール 観測史上3位の大きさに発達

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2001.10.15 【情報源】気象庁/2001.10.12 発表

 2001年のオゾンホールは過去最大だった2000年よりは小さかったものの、9月後半に過去3位の規模(面積2,647万平方キロメートル、オゾン破壊量8,841万トン)に発達していた−−。気象庁では10月12日に今年のオゾンホールの規模について、このような結果を発表した。
 2001年は8月上旬から南極上空でオゾンホールが観測され始め、オゾンホールの発達に必要な「極域成層圏雲」出現の目安となるマイナス78度以下の領域も、7月下旬から8月にかけて南極上空の成層圏で大きく広がっていた。このため同庁では、今年のオゾンホールの面積は過去最大だった昨年に匹敵する規模に発達するとの予想を9月7日付けで発表しており、この
予想が的中したことになる。
 なお、オゾンホールは10月上旬までに最大規模となり、11月下旬から12月にかけて消滅する。今年のオゾンホールもすでに規模を縮小しはじめており、今後気象状態が例年と変わらなければ、例年同様に消滅すると見られる。【気象庁】

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