一般財団法人環境イノベーション情報機構
薬事・食品衛生審議会分科会が農産物中の残留農薬の基準設定などについて答申
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.10.11 【情報源】厚生労働省/2001.09.13 発表
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会は平成13年9月13日、(1)遺伝子組換え食品の安全性、(2)農産物中に残留する農薬の基準設定、(3)畜水産食品中の残留動物用医薬品の基準設定について、答申を行った。(1)については遺伝子組換えジャガイモ「ニューリーフ・プラス」と組換えナタネの「ラウンドアップ・レディーカノーラRT200」について人の健康を損なうおそれがあると認められないとするものである。
また(2)は、アセキノシル、スピノサドなど新規に農産物中の残留基準値を策定した12農薬と、グルホシネートなど農産物中の残留基準値を見直した9農薬について、基準値の設定・改訂が適当であるとするもの。更に(3)はゲンタマイシンなど新規に畜水産食品中の残留動物用医薬品基準値を策定した4物質について、基準値を設定することが適当であるとするものである。【厚生労働省】