一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本原子力発電(株)、東海発電所の解体届を提出
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.10.05 【情報源】原子力安全・保安院/2001.10.04 発表
日本原子力発電(株)は原子力安全・保安院に対し、平成13年10月4日付けで、東海発電所の解体届の提出を行った。東海発電所は昭和41年7月に日本で初めての商業用原子力発電所として営業運転を開始、平成10年3月末に運転を終了した施設で、商業用の原子炉としては国内で初めて廃止措置を開始する。
今回の解体届は、解体工事に関しての初回の届け出であるため、解体工事の全体計画、安全貯蔵工程(本格的な解体に先立ち、適切な管理の下に放射性物質の量が減るのを待つ工程)などの詳細計画が提出された。
なお、計画によれば、東海発電所の解体は平成13年12月4日に着手され、平成30年3月に完了する予定。【原子力安全・保安院】